東建不動産株式会社|伊丹市・宝塚市で新築・中古・戸建て・マンションの住宅購入時のワンストップサービス

売却前の注意点

マンション売却前は、下調べが非常に重要です。特に以下の3点に注意しなければいけません。

• 相場や査定結果をもとに適正な売り出し価格を設定する
• 相性のよい不動産会社を選ぶ
• 自分に合った契約方法を選ぶ

マンションの売り出し価格は高すぎると売れ残り、安すぎると赤字になるリスクが大きくなります。そのため、相場や複数の不動産会社の査定結果を参考に、適正な売り出し価格を知っておくことが大切です。

相場は、過去の事例や現在の売り出し価格を掲載している物件サイトで、売りたいマンションと条件の近い物件を調べることで把握できます。目安として半年以内に売れるように意識し、不動産会社と相談しながら価格設定をしましょう。

しかし、不動産会社によって実際の売却価格に数百万円の差が出る場合もあるため、会社選びは慎重に行う必要があります。

査定額が高いとしても、担当者の対応が悪い会社を選んでしまっては成果が期待できません。ホームページや口コミ、査定時の対応を見て、マンション売却に特化しているか、自分と相性がよいかを判断しましょう。所在する地域での実績があるかどうかも、重要な指標になります。

また、自分に合った契約の種類を選ぶことも大切です。仲介を依頼するために不動産会社と結ぶ媒介契約には、「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。専任媒介と専属専任媒介は複数社との契約が不可能であり、一般媒介は可能です。

1社に絞ったほうが力の入ったサポートを受けられるため、信用できる不動産会社を見つけたら、こまめに連絡がもらえる専属専任媒介契約を結ぶことをおすすめします。

売却中の注意点

売却活動が始まってからは、次の3点に注意しましょう。

• 内覧時の準備と対応は丁寧に行う
• 物件の欠陥を事前に告知する
• 買主が現れてもすぐに手付金を使わない

購入希望者が内覧する際の準備と対応には、特に気を配るべきです。部屋をきれいに整え、スリッパの用意や質問への応答といった細やかな対応で好印象を与えられれば、成約の可能性が高まります。

物件に雨漏りやシロアリ被害などの欠陥がある場合、契約前に買主に告知しないと「契約不適合責任」が問われ、損害賠償や契約解除に発展することがあります。告知時には書類を作成し、問題点を全て明示することが重要です。買主とのトラブルを防ぐために設備を点検し、見えない部分の欠陥に注意しましょう。

購入を申し込む買主が現れ、手付金が支払われても、住宅ローンの審査が通らず売買契約が撤回されることがあります。キャンセルされると手付金は買主に返却しなければいけないため、少なくとも買主のローン審査が通るまでは使わないようにしてください。

売却後の注意点

売却が完了しても、以下の2点に注意が必要です。

• マンション管理組合に報告する
• 確定申告を忘れない

マンションを引き渡した後は、マンション管理組合に報告しなければいけません。報告せずにいると、売却後も管理費や修繕積立金が引き落とされてしまいますので、早めに連絡してください。

マンション売却によって利益が出た場合、確定申告を必ず行いましょう。原則として翌年2月16日から3月15日までに申告しなければ、脱税とみなされ追徴課税されるためです。逆に損失が出た場合も、「特例」により税の控除が受けられる可能性があるため、確定申告は忘れないようにしましょう。

マンション売却で失敗しないためには、不動産会社のサポートが不可欠です。伊丹市周辺で不動産売却をお考えなら、地域の情報に精通する東建不動産株式会社にご相談ください。