東建不動産株式会社|伊丹市・宝塚市で新築・中古・戸建て・マンションの住宅購入時のワンストップサービス

1．査定・売り出し価格の決定

土地を売り出す際は、まず不動産会社に土地の価値を査定してもらわなければいけません。査定を依頼すると、不動産会社の担当者が現地を訪問し、状態や立地などを詳細に調査して土地の価格を割り出します。訪問調査から1週間程度で査定書が届くため、査定結果に納得できれば正式に売却を依頼しましょう。

売り出し価格は、売主が不動産会社と相談しながら決めるのが一般的です。複数の会社に査定を依頼した場合、それぞれの査定書を比較して適正価格を知る際の参考にし、希望の価格を決めておきましょう。なお、売り出し価格の決定は次に紹介する媒介契約後に行うこともあります。

2．媒介契約

続いて、不動産会社と媒介契約を結びます。媒介契約とは、不動産を売買する際に不動産会社が仲介を請け負うことを取り決めるための契約です。

媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種があります。これらの最も大きな違いは、複数業者との契約の可否です。複数の不動産会社に仲介を依頼したい場合は一般媒介、1社に絞りたい場合は専任媒介か専属専任媒介の契約を選びます。専属専任媒介契約では、自身で買主を探せないことにも注意してください。

3．売却活動・売買契約

売却活動は基本的に不動産会社が代行してくれますが、買取希望者の現地見学の際に、売主も準備や対応が必要な場合があります。例えば、土地に不法投棄のゴミや雑草が放置されていると印象が悪いため、事前に処分しておきましょう。また、見学者の質問に答えられるよう、土地の状況や周辺環境を調べておくこともおすすめします。

買取希望者から買付申込書を提出されると、交渉が始まります。契約前には不動産会社の仲介により買主と十分に話し合い、価格や引き渡し時期などの条件をよく確認することが重要です。

売主と買主の双方が納得したら、いよいよ売買契約を結びます。契約手続きでは契約書の作成などを行うために、売主と買主、不動産会社の担当者が対面で集まらなくてはなりません。

4．決済・土地引き渡し

売買契約で取り決めた日に土地を引き渡し、固定資産税などの清算をして決済を行います。当日中に、買主側の司法書士が土地の名義を買主のものに変更する「所有権移転登記」の手続きをすれば、売却は完了です。

土地の売却で利益が発生した場合、確定申告も忘れずに行ってください。売却した翌年の2月16日から3月15日までに確定申告しないと、追徴課税される可能性もあります。

土地を高く売るためのコツ

土地を少しでも高く売るには、様々なコツを知っておきたいところです。例えば、ゴミや雑草を除いて土地をきれいに保っておいたり、媒介契約で不動産会社側の熱が入りやすい専任媒介や専属専任媒介を選んだりすることが挙げられます。

なかでも重要なのは、複数の不動産会社に査定を依頼することです。査定額は会社によって数百万円単位で変わるため、1社のみの査定では売り出し価格を決める際の参考にできません。

より売却しやすい適正価格を知るには、3社以上に査定してもらうのがおすすめです。複数社に依頼すれば土地の売却に特化した不動産会社を探せるうえに、査定時の対応は会社選びの判断材料になります。

ただし、査定額が高くても実際にその価格で売却できるとは限りません。信頼できる会社を探すには、査定額や知名度だけでなく、売却したい土地がある地域に精通しているかという観点からも検討しましょう。

伊丹市周辺で土地を売るなら、地域に寄り添い実績と経験を積んできた東建不動産株式会社にお任せください。